何度かに渡って書いたロンドン旅行記は今回で終わりです。
行動4日目と5日目をまとめて。
英国国王の戴冠式が行われることで有名なウエストミンスター寺院。巨大な円形ステンドグラス、天を衝くとんがり屋根…。とってもとってもゴシック建築!
外観でまず衝撃を受け、中に入ってさらにビックリしてしまいました。内部はぜーんぶお墓!
歴代の王様や著名人たちの豪華な棺が所狭しとひしめき合っていました。エリザベス1世、その向かいにはなんとメアリ・スチュワート、シェークスピア、ニュートン、ほかにもほかにも一杯。
しかしまぁ、人生のうちにどんなに凄まじい富や権力を築き上げたとしても、みんな等しく行き着く先は冷たい石の中か…と思うと、ささいな事で一喜一憂する命ある時間というものがどんなに貴重なのかと思い知らされます。

上の写真は薬草園。写真撮影禁止の場所が多い中、唯一チャンスに恵まれたのがお庭でした。
無機質な石造りの部屋を抜けて、爽やかに広がる生き物の世界。
広い芝生と綺麗な花の咲く花壇。ここで薬草として使われる植物が栽培されていたようです。
は~、憧れてしまいます。この寺院で一番気に入った場所がこのお庭です。いいなぁいいなぁ。
ウエストミンスター寺院の見学が終わったら、街をブラブラ歩いて移動。運良くホース・ガーズの交代時間に遭遇したり、ナショナルギャラリー(入館無料!)で絵画鑑賞をして過ごしました。とにかく歩きまわり、町並みを堪能した日です。ピカデリー、リージェント、どこを歩いたかとにかくホテルに着くまでずっと。
******
さてここで、ロンドンで飲食した物について思い出ばなしを。
僅かな期間の滞在でしたがやはり日本の暮らしと違うな~と感じたり、ちょっと嬉しかったことなどを書き留めておきたいと思います。
①お水
軟水の日本と違いヨーロッパの水は硬水なので、口にすると何かと違和感を感じるとかそういう話はおいといて。
あちらの食料品店で売られているペットボトルの水には大きく分けて2種類あります。ひとつは普通のお水。もうひとつは炭酸水。んで、この炭酸水の売り場に占める割合が普通のお水のそれと肩を比べる程多く種類も豊富。一緒に並んでいて見分けもあまりつかない。これが日本とちょっと違うなと思いました。
で、初日に案の定やらかした失敗談。長旅の末ロンドンのホテルに到着し、部屋でやっと一息ついて水を飲むぞ~!と、売店で買ったペットボトルの蓋を開けたとたん
『ブッシューーーーッ!!! ぶくぶくぶくぶく』 「うおぉおおっΣ(°д°;;) 」
素敵な部屋の調度品に容赦なく飛び散る水滴あふれる泡のけぞるワタシの図。経験値が足りなかった。
②アフタヌーンティー
今度は楽しいお話。
英国といえば紅茶、紅茶といえば英国。
というわけで、本場のアフタヌーンティーを楽しんできました。お店は老舗フォートナム&メイソン本店、4階のレストラン。事前に予約をした際、ドレスコード有りとメールが来ていたのでちょっと緊張して入店。実は今回の旅行でとても楽しみにしていた計画でした。
席に着いたらまず豊富にある(ありすぎる…)紅茶をメニューから選びます。分からないところはウェイトレスのお姉さんが教えてくれます。注文して説明を受けると、最後にお姉さん、とびきりの笑顔で"Enjoy!"と言ってくれました。あぁワクワク。この時の期待感は並大抵なものではありませんでした。ワクワクしすぎ。
落ち着いたピアノの生演奏が流れる窓際の気持ちの良い席でゆったり待ちます。思わず鼻唄がこぼれそう。しばらくしたらやって来ました!
初めてのアフタヌーンティー、憧れの3段トレー。わーいわーい、これで食べたかったのだ!
UOにも欲しいなぁお茶セット。記念にウェイターに撮影をお願いしたら快く引き受けてくれました。

内容はサンドイッチ、スコーン、ケーキ類のお菓子。お茶は無難にロイヤルブレンドを選択。
下のお皿から順にたいらげてゆきました。うまうま。とりわけスコーンが美味しくて、サクサクスコーンにクロテッドクリームといちごのジャムをたっぷり付けて食べるとお茶によく合い癖になりそう。
面白かったのが、食べ進めているとウェイトレスさんがやってきて「もっといかがですか?」とわんこそば状態にスコーンを勧めて来ること。わんこスコーン?流石にフルセットだとボリュームがありすぎるので断りましたが、どうやら食べ放題のようです。

サンドイッチとスコーンを楽しみ、最後に上段のケーキにとりかかる頃にはもうお腹が一杯になってきて…。
完食には至りませんでした。が、口の中でフワッと溶ける甘い味わいは絶品だったと思います。
茶器や内装も素敵でした。優しい色合いのターコイズブルーの食器。茶葉をデザインしたパーツがあしらわれたインテリア。照明やメニューの表紙、3段トレーの取っ手部分などなど他にも「こんな所にも茶葉発見!」と思わず声を上げてしまいそうで、フォートナム&メイソンの大変なこだわりを感じる内装でした。
優雅で美味しいひと時を堪能して満足満足。とりあえず3段トレー(←正式名称ワカラナイ)を用意すれば自宅でもなんちゃってティータイムができるだろうか?
③そのほかお菓子
スコーンやらケーキやらの話題に続き再びお菓子の話題になるのは、決して英国の食事が*ゴニョゴニョ*な訳ではありません。フィッシュ&チップスとっても美味しかったです。毎日食べたいです。揚げ物だからカロリー凄そうだけど!私の関心がお菓子の方に向いていたというだけで、…。うん…。
ロンドン塔のカフェテリアで食べたケーキが忘れられません。ケーキコーナーに何種類か並んでいた中のひとつだったのですが。それは日本で見たことも無い、大変シンプルな外見のケーキでした。
周りに何も塗っていないプレーンなスポンジの間にクリームといちごジャムが挟んであるだけ。
チョコクリームでデコレーションされたりと華やかな外見のお菓子が並ぶ中で、それは地味を通り越して無骨な印象さえ覚える有様でした。
この無愛想な外見只者ではないなと興味を覚え、紅茶と一緒にトレーに乗せてレジへ持って行きました。
さてこの無骨ケーキ、やはり只者ではありませんでした。スポンジ部分はサクサクとした歯ごたえがあり、大変私好み。間に挟まっているクリームはやや硬め。これも好き。
およそフンワリ感とかけ離れたボソボソした食感。これを紅茶と一緒に口にした時に、ケーキの魅力が大爆発したのです。お茶との相性が良すぎて、癖になる美味しさ!
お店の中で食卓を撮影する事にものすごい抵抗がある性分なので写真はありませんが、もう物凄くお勧めなのです。もちろんお店によって味は違うと思いますが。
あとで調べたら、この無骨ケーキの正体はヴィクトリア・スポンジという、女王の名に因んだ英国伝統のお菓子だということが分かりました。もう一度食べたいなぁ…。
それともうひとつお気に入りのお菓子。ダッチー・オリジナルのショートブレッド(レモン風味)。
歯ごたえしっかり、程よい甘さ、レモンの香りでお口スッキリ。これは大当たり。
お土産で配る為に何種類か買っておいたのですが、結局気に入って自分が食べているという始末です。
④スーパーマーケットの光景、お茶など
さすがに紅茶大国というだけあり、スーパーの棚も日本の陳列とは一味違います。
スーパーの棚をまず思い浮かべてください。で、次に紅茶コーナーの棚を想像して下さい。
今度は両手を水平にめいっぱい広げてみましょう。
だいたいその広さが、ロンドンの大型スーパーの紅茶コーナーです。もっと大きい所もあるかも?
日本と比べとても売り場が広く、種類が大変豊富でした。これには大喜びです。お馴染みの有名ブランドからスーパーのオリジナルブランドまで、銘柄豊富、フレーバーも豊富。
個人的な好みでカフェインの入っていないハーブティーを何箱か仕入れてきました。暫くお茶には困らないでしょう。うふふ。
******
上で書いた他にも、帰国前夜に入ったパブで出されたビールが見たことのない超特大グラスで出てきてビックリしたこと、(バケツビール…)それを飲み干したこと等、飲食ネタはまだありますが長いのでここでおしまい。
そのパブで店内のどのお客さんのお酒よりも大きなジョッキを目の前に当惑していた時に、隣のテーブルで一人で飲んでた青い瞳のおじさんと暫く会話になりました。
ニコニコ優しく気さくな方で、明日日本へ帰国すると知ると「またイギリスにおいで。ロンドンはごくごく狭い、まだほんの一部の地域に過ぎないのだから。」と言ってくれました。
スコットランド出身で仕事で世界各地を回り、今はロンドン在住というおじさん。お酒はウィスキーとホットな「サキ」がいいね!とおっしゃいます。はて、「サキ」とはなんじゃらほいと思ったら、どうやら「サケ」のことらしい。日本酒は熱燗派ですか。酒をサキと発音することを覚えたのでありました。
行動5日目は帰国の日でもあり。ホテルチェックアウトの後で午前中ふたたび大英博物館を巡り、お昼に最後のフィッシュ&チップスを食べて午後は帰国の途につきました。慣れて楽しくなって来た頃にはもうお別れなのでした。
早朝のピカデリー・サーカス。

今回の旅行で印象に残ったのはプラタナスの並木道。道路沿いにずーっと植えてあり、新緑の淡い色彩を見せてくれました。それで電柱が無いから、町並みがスッキリして景観がたいへん美しい。
一方日本の都市部といったらどこもかしこも電柱だらけ、看板だらけ、おまけに色彩もフォントも滅茶苦茶で道路標識とまぎれている事態。統一性や美観という言葉とかけ離れ、とにかく雑多な町並みです。帰国したとたんにこの落差に改めてショックを受けたので、これはどうにかならないものかと切に感じます。
景観に関して日本との差を痛烈に感じたのが以上のこと。
最後に。
観光で色々と綺麗で心躍る風景を目にしましたが、とりわけ美しいと感じた光景が次のこと。
ロンドン・ナショナルギャラリーに入館するために入り口の階段を上り始めた時。
私の斜め少し前方を腰の曲がった老婦人がヨタヨタとゆっくり階段を上っていました。片手には杖、片手には大きな荷物。ちょっと大変そう…。
と、その老婦人の前を歩いていた一人の白人女性がパッと振り返り、荷物をお持ちしましょうと笑顔で手を差し出すではありませんか。老婦人は大きなバッグをその人に持っていてもらい、また杖をついてゆっくり階段を上り始める。
すかさず今度は、杖をつく老婦人の後ろを歩く白人男性が片手をスッと横に伸ばしました。おばあさんが階段でよろめかないよう、背を支えるようにして上までエスコートしようというのです。おばあさんは無事階段上まで着きました。
その心優しい一連の流れがあまりに自然で素早かったので、まるでそこだけ光を発しているかのように美しく見えました。おそらくそれぞれが他人同士。きっと親切というよりは当然のこととして行っているのでしょう。絵に描いたジェントルメン。
出先で時折遭遇する、思いやりの身のこなし。
これ、日本で同じ場面に遭遇したらどうでしょうか。きっと日本人だと、手助けしたい気持ちはあっても恥ずかしさが先に立ちなかなか行動に出せない場合が多いのではないかな。
老婦人をサポートした男性は小さい男の子を連れていました。坊やは周りの大人達のこういう行動を見て育ち、やはり困っている人の為に素早く行動できる人間に育ってゆくのではないでしょうか。そういう良いサイクルは非常に好ましく、私も感激したところはどんどん見習っていきたいと心に決めた出来事でした。
これが今回の英国旅行で一番美しいと思った光景で、帰国後何度もひとに話して聞かせた目撃談でした。
******
以上が初の英国訪問の感想です。思い出いっぱい、最高の旅行でした。
思い出すと次から次へと書きたいことが浮かんできて止まらず、長く読み辛いところもあったと思います。
最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました!
(余談)
…そうそう、長期の不在でUO・飛鳥マジンシアの庭園が枯れ果ててしまうかと心配でしたが
出先からログインして細々と水遣りを続けることができたので、今もお花は生き残っています。
セーフ!セーーーフ!でした。
行動4日目と5日目をまとめて。
英国国王の戴冠式が行われることで有名なウエストミンスター寺院。巨大な円形ステンドグラス、天を衝くとんがり屋根…。とってもとってもゴシック建築!
外観でまず衝撃を受け、中に入ってさらにビックリしてしまいました。内部はぜーんぶお墓!
歴代の王様や著名人たちの豪華な棺が所狭しとひしめき合っていました。エリザベス1世、その向かいにはなんとメアリ・スチュワート、シェークスピア、ニュートン、ほかにもほかにも一杯。
しかしまぁ、人生のうちにどんなに凄まじい富や権力を築き上げたとしても、みんな等しく行き着く先は冷たい石の中か…と思うと、ささいな事で一喜一憂する命ある時間というものがどんなに貴重なのかと思い知らされます。

上の写真は薬草園。写真撮影禁止の場所が多い中、唯一チャンスに恵まれたのがお庭でした。
無機質な石造りの部屋を抜けて、爽やかに広がる生き物の世界。
広い芝生と綺麗な花の咲く花壇。ここで薬草として使われる植物が栽培されていたようです。
は~、憧れてしまいます。この寺院で一番気に入った場所がこのお庭です。いいなぁいいなぁ。
ウエストミンスター寺院の見学が終わったら、街をブラブラ歩いて移動。運良くホース・ガーズの交代時間に遭遇したり、ナショナルギャラリー(入館無料!)で絵画鑑賞をして過ごしました。とにかく歩きまわり、町並みを堪能した日です。ピカデリー、リージェント、どこを歩いたかとにかくホテルに着くまでずっと。
さてここで、ロンドンで飲食した物について思い出ばなしを。
僅かな期間の滞在でしたがやはり日本の暮らしと違うな~と感じたり、ちょっと嬉しかったことなどを書き留めておきたいと思います。
①お水
軟水の日本と違いヨーロッパの水は硬水なので、口にすると何かと違和感を感じるとかそういう話はおいといて。
あちらの食料品店で売られているペットボトルの水には大きく分けて2種類あります。ひとつは普通のお水。もうひとつは炭酸水。んで、この炭酸水の売り場に占める割合が普通のお水のそれと肩を比べる程多く種類も豊富。一緒に並んでいて見分けもあまりつかない。これが日本とちょっと違うなと思いました。
で、初日に案の定やらかした失敗談。長旅の末ロンドンのホテルに到着し、部屋でやっと一息ついて水を飲むぞ~!と、売店で買ったペットボトルの蓋を開けたとたん
『ブッシューーーーッ!!! ぶくぶくぶくぶく』 「うおぉおおっΣ(°д°;;) 」
素敵な部屋の調度品に容赦なく飛び散る水滴あふれる泡のけぞるワタシの図。経験値が足りなかった。
②アフタヌーンティー
今度は楽しいお話。
英国といえば紅茶、紅茶といえば英国。
というわけで、本場のアフタヌーンティーを楽しんできました。お店は老舗フォートナム&メイソン本店、4階のレストラン。事前に予約をした際、ドレスコード有りとメールが来ていたのでちょっと緊張して入店。実は今回の旅行でとても楽しみにしていた計画でした。
席に着いたらまず豊富にある(ありすぎる…)紅茶をメニューから選びます。分からないところはウェイトレスのお姉さんが教えてくれます。注文して説明を受けると、最後にお姉さん、とびきりの笑顔で"Enjoy!"と言ってくれました。あぁワクワク。この時の期待感は並大抵なものではありませんでした。ワクワクしすぎ。
落ち着いたピアノの生演奏が流れる窓際の気持ちの良い席でゆったり待ちます。思わず鼻唄がこぼれそう。しばらくしたらやって来ました!
初めてのアフタヌーンティー、憧れの3段トレー。わーいわーい、これで食べたかったのだ!
UOにも欲しいなぁお茶セット。記念にウェイターに撮影をお願いしたら快く引き受けてくれました。

内容はサンドイッチ、スコーン、ケーキ類のお菓子。お茶は無難にロイヤルブレンドを選択。
下のお皿から順にたいらげてゆきました。うまうま。とりわけスコーンが美味しくて、サクサクスコーンにクロテッドクリームといちごのジャムをたっぷり付けて食べるとお茶によく合い癖になりそう。
面白かったのが、食べ進めているとウェイトレスさんがやってきて「もっといかがですか?」とわんこそば状態にスコーンを勧めて来ること。わんこスコーン?流石にフルセットだとボリュームがありすぎるので断りましたが、どうやら食べ放題のようです。

サンドイッチとスコーンを楽しみ、最後に上段のケーキにとりかかる頃にはもうお腹が一杯になってきて…。
完食には至りませんでした。が、口の中でフワッと溶ける甘い味わいは絶品だったと思います。
茶器や内装も素敵でした。優しい色合いのターコイズブルーの食器。茶葉をデザインしたパーツがあしらわれたインテリア。照明やメニューの表紙、3段トレーの取っ手部分などなど他にも「こんな所にも茶葉発見!」と思わず声を上げてしまいそうで、フォートナム&メイソンの大変なこだわりを感じる内装でした。
優雅で美味しいひと時を堪能して満足満足。とりあえず3段トレー(←正式名称ワカラナイ)を用意すれば自宅でもなんちゃってティータイムができるだろうか?
③そのほかお菓子
スコーンやらケーキやらの話題に続き再びお菓子の話題になるのは、決して英国の食事が*ゴニョゴニョ*な訳ではありません。フィッシュ&チップスとっても美味しかったです。毎日食べたいです。揚げ物だからカロリー凄そうだけど!私の関心がお菓子の方に向いていたというだけで、…。うん…。
ロンドン塔のカフェテリアで食べたケーキが忘れられません。ケーキコーナーに何種類か並んでいた中のひとつだったのですが。それは日本で見たことも無い、大変シンプルな外見のケーキでした。
周りに何も塗っていないプレーンなスポンジの間にクリームといちごジャムが挟んであるだけ。
チョコクリームでデコレーションされたりと華やかな外見のお菓子が並ぶ中で、それは地味を通り越して無骨な印象さえ覚える有様でした。
この無愛想な外見只者ではないなと興味を覚え、紅茶と一緒にトレーに乗せてレジへ持って行きました。
さてこの無骨ケーキ、やはり只者ではありませんでした。スポンジ部分はサクサクとした歯ごたえがあり、大変私好み。間に挟まっているクリームはやや硬め。これも好き。
およそフンワリ感とかけ離れたボソボソした食感。これを紅茶と一緒に口にした時に、ケーキの魅力が大爆発したのです。お茶との相性が良すぎて、癖になる美味しさ!
お店の中で食卓を撮影する事にものすごい抵抗がある性分なので写真はありませんが、もう物凄くお勧めなのです。もちろんお店によって味は違うと思いますが。
あとで調べたら、この無骨ケーキの正体はヴィクトリア・スポンジという、女王の名に因んだ英国伝統のお菓子だということが分かりました。もう一度食べたいなぁ…。
それともうひとつお気に入りのお菓子。ダッチー・オリジナルのショートブレッド(レモン風味)。
歯ごたえしっかり、程よい甘さ、レモンの香りでお口スッキリ。これは大当たり。
お土産で配る為に何種類か買っておいたのですが、結局気に入って自分が食べているという始末です。
④スーパーマーケットの光景、お茶など
さすがに紅茶大国というだけあり、スーパーの棚も日本の陳列とは一味違います。
スーパーの棚をまず思い浮かべてください。で、次に紅茶コーナーの棚を想像して下さい。
今度は両手を水平にめいっぱい広げてみましょう。
だいたいその広さが、ロンドンの大型スーパーの紅茶コーナーです。もっと大きい所もあるかも?
日本と比べとても売り場が広く、種類が大変豊富でした。これには大喜びです。お馴染みの有名ブランドからスーパーのオリジナルブランドまで、銘柄豊富、フレーバーも豊富。
個人的な好みでカフェインの入っていないハーブティーを何箱か仕入れてきました。暫くお茶には困らないでしょう。うふふ。
上で書いた他にも、帰国前夜に入ったパブで出されたビールが見たことのない超特大グラスで出てきてビックリしたこと、(バケツビール…)それを飲み干したこと等、飲食ネタはまだありますが長いのでここでおしまい。
そのパブで店内のどのお客さんのお酒よりも大きなジョッキを目の前に当惑していた時に、隣のテーブルで一人で飲んでた青い瞳のおじさんと暫く会話になりました。
ニコニコ優しく気さくな方で、明日日本へ帰国すると知ると「またイギリスにおいで。ロンドンはごくごく狭い、まだほんの一部の地域に過ぎないのだから。」と言ってくれました。
スコットランド出身で仕事で世界各地を回り、今はロンドン在住というおじさん。お酒はウィスキーとホットな「サキ」がいいね!とおっしゃいます。はて、「サキ」とはなんじゃらほいと思ったら、どうやら「サケ」のことらしい。日本酒は熱燗派ですか。酒をサキと発音することを覚えたのでありました。
行動5日目は帰国の日でもあり。ホテルチェックアウトの後で午前中ふたたび大英博物館を巡り、お昼に最後のフィッシュ&チップスを食べて午後は帰国の途につきました。慣れて楽しくなって来た頃にはもうお別れなのでした。
早朝のピカデリー・サーカス。

今回の旅行で印象に残ったのはプラタナスの並木道。道路沿いにずーっと植えてあり、新緑の淡い色彩を見せてくれました。それで電柱が無いから、町並みがスッキリして景観がたいへん美しい。
一方日本の都市部といったらどこもかしこも電柱だらけ、看板だらけ、おまけに色彩もフォントも滅茶苦茶で道路標識とまぎれている事態。統一性や美観という言葉とかけ離れ、とにかく雑多な町並みです。帰国したとたんにこの落差に改めてショックを受けたので、これはどうにかならないものかと切に感じます。
景観に関して日本との差を痛烈に感じたのが以上のこと。
最後に。
観光で色々と綺麗で心躍る風景を目にしましたが、とりわけ美しいと感じた光景が次のこと。
ロンドン・ナショナルギャラリーに入館するために入り口の階段を上り始めた時。
私の斜め少し前方を腰の曲がった老婦人がヨタヨタとゆっくり階段を上っていました。片手には杖、片手には大きな荷物。ちょっと大変そう…。
と、その老婦人の前を歩いていた一人の白人女性がパッと振り返り、荷物をお持ちしましょうと笑顔で手を差し出すではありませんか。老婦人は大きなバッグをその人に持っていてもらい、また杖をついてゆっくり階段を上り始める。
すかさず今度は、杖をつく老婦人の後ろを歩く白人男性が片手をスッと横に伸ばしました。おばあさんが階段でよろめかないよう、背を支えるようにして上までエスコートしようというのです。おばあさんは無事階段上まで着きました。
その心優しい一連の流れがあまりに自然で素早かったので、まるでそこだけ光を発しているかのように美しく見えました。おそらくそれぞれが他人同士。きっと親切というよりは当然のこととして行っているのでしょう。絵に描いたジェントルメン。
出先で時折遭遇する、思いやりの身のこなし。
これ、日本で同じ場面に遭遇したらどうでしょうか。きっと日本人だと、手助けしたい気持ちはあっても恥ずかしさが先に立ちなかなか行動に出せない場合が多いのではないかな。
老婦人をサポートした男性は小さい男の子を連れていました。坊やは周りの大人達のこういう行動を見て育ち、やはり困っている人の為に素早く行動できる人間に育ってゆくのではないでしょうか。そういう良いサイクルは非常に好ましく、私も感激したところはどんどん見習っていきたいと心に決めた出来事でした。
これが今回の英国旅行で一番美しいと思った光景で、帰国後何度もひとに話して聞かせた目撃談でした。
以上が初の英国訪問の感想です。思い出いっぱい、最高の旅行でした。
思い出すと次から次へと書きたいことが浮かんできて止まらず、長く読み辛いところもあったと思います。
最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました!
(余談)
…そうそう、長期の不在でUO・飛鳥マジンシアの庭園が枯れ果ててしまうかと心配でしたが
出先からログインして細々と水遣りを続けることができたので、今もお花は生き残っています。
セーフ!セーーーフ!でした。
# by diana-moon | 2012-05-22 04:47 | 日常のはなし | Comments(4)

